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東京国際消防防災展2018 [防災イベント]

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上画像は、5月31日~6月3日の4日間、東京ビッグサイトで開催される第10回「東京国際消防防災展2018」(FIRESAFETY TOKYO)のホームページより。前回(第9回)は2013年10月にアジア消防長協会(IFCAA)、全国消防長会総会とともに「危機管理産業展2013」と同時期開催され、延べ来場者数17万人を数えた。今回は「2018防災産業展 in 東京」(5月30日~6月1日)との同時期開催となる


■《Bosai Plus》 第186号・2018年05月15日号発行!
同P. 1(「もくじ」付き)へリンク

●「東京国際消防防災展2018」へ行こう!

 本号は、前号に続いて巻頭企画でイベント情報を兼ねました。5月31日~6月3日に東京ビッグサイトで開催される「東京国際消防防災展2018」です。
 同展は、前回は2013年、その前は2008年と5年ごとに開催され、東京消防庁(と東京ビッグサイト)が主催ながら、「アジア消防長協会(IFCAA)総会」と「全国消防長会総会」が同時開催という国際的でかつ大規模な防災関連イベントです。

 本文で触れましたが、「東京国際消防防災展」の前身は1982年に開催された「東京消防防災展」。ちなみにわが国で初めての防災関係の見本市は、1997年に開催された「震災対策技術展」で、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて開催されました。“震災”をメインテーマとする世界初の見本市となります。
 今日わが国で最大規模の防災・危機管理見本市である「危機管理産業展」は2005年から毎年開催されています。

●世界の防災見本市のあれこれ……一部紹介

 世界的に見ると、2020年6月15日~20日にドイツ・ハノーバー(ハノーバー国際見本市会場)で開催予定の「INTERSCHUTZ」(インターシュッツ)が大規模な防災関連の見本市で、やはり5年ごとに開催されています。会期は6日間と長く、2015年実績では約16万人の来場者がありました。
 「INTERSCHUTZ」は1953年の初開催で歴史が古く、国際性に富んでいて、最新の技術を求めて世界中から多くの出展者・来場者を集めています。

 ドイツのほかには、イタリア、ポーランドでも防火・防災・災害救助に関する国際専門展示会が開催されています。ヨーロッパは地震は少ないので防火・防災(洪水など)・救命・救助がメインで、近年はセキュリティ、テロ関連技術・製品サービスが注目されているようです。
 米国では、消防・防災展である「FDIC International」(Fire Department Instructors Conference)が知られ、例年4月開催で、2019年は4月8日~13日にインディアナ州インディアナポリスで開催予定となっています。

●話題を変えて……閑話休題

▽朝日新聞・鷲田清一「折々のことば」より「聞けば気の毒、見れば目の毒」(ことわざ)――
 知らずにいれば済むことをなまじ知ったがために、心がひどく揺らいでしまうこと。これを裏返せば、人はそれほどに他人の悲しみを悲しむということ。忍びないという思いと、悲しむその人に身をすべて捧げるまではできないことの疚(やま)しさ。でもその悲しみの理由は自分と無関係でないと考え、半端と知りつつ、「毒」と知りつつ、その場に赴くのが、ボランティアの活動なのかも。

▽朝日新聞・鷲田清一「折々のことば」より「目は臆病 手は鬼」(三陸地方に伝わることば)――
 気仙沼のある魚問屋でのこと。大にぎわいの宴席のあと、下げた食器の山を見てため息をついていると、一家の母がこう言ったという。途方もない量の片付け仕事を前に怖(お)じけているときも、とりあえず手を動かせば存外すんなり事はなる。震災後、すさまじい瓦礫(がれき)の山を前にしてボランティアの人たちがこのことばを立証した。「斉吉(さいきち)魚問屋便り」(2013年2月)から。

   (M. T. 記)
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